犬大好きおじさんの犬の話

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我が家の犬たちを紹介します

♪ 初めまして、リュウで〜す ♪

我が家の犬の歴史 第八回 (2002.06.23.更新)

特別編〈 リュウ の巻 〉

俺は、立派な……

『えッ! リュウなんて名前、今までに聞いたことないよ』と、おっしゃる方は、おじさんのホームページを読みこなして居てくださる方です。
そう、なんです。我家には『リュウ』ッて子は居ないんです。では何故、登場したのか。そこが特別編(スペシャル・バージョン)の特別編たる処なのです。
熱烈歓迎
仔犬の時の匂い、憶えているよ

母犬カーサが我家にやって来た経緯はちょっと古い回に書きましたが、その時、カーサは3匹の仔犬ちゃん達を 連れて来たとお知らせしました。男の子が2匹、女の子が1匹でした。里子に貰われなかった女の子は 『ヒメ』 として 成長して、前回(第6回)の主人公でおじさんのホームページに登場しました。
と云うことは、脚のブッ太い『ダイ』チャンと黒い産毛が混じる『クロ』チャン、2匹の男の子達は 親切な人の所へ里子に出た訳ですが、ここに奇跡が起ったのです。

犬の好きな人に悪い人は居ないと神様が教えて呉れたような物です。
動物病院を通して里子に出した『ダイ』チャンが、巡りめぐって群馬県草津の手前にある大津と云う処に貰われて行ったことを突き止めました。 大津(草津)といえば、北軽井沢からは車で 20 〜 30 分程度の、目と鼻の先です。山を下って、向かいの山を上っていけば直ぐです。元の飼主としては、わくわくして逢いに行きました。
我家に幼子として、母犬カーサと一緒に飼われていたのは、乳離れする迄の僅かな期間でした。あれから一年以上経っています。本当に憶えていて呉れるのでしょうか。
車を走らせた先は、マッタク始めてお目に掛かるお宅です。
国道沿いに立つ1軒の民家が、それです。この地方によくあるお名前の K さんと言います。庭先の畑の間の細道に車を乗り入れ、 農家の庭内に車を止めました。
『ヒメ』 とは、比べ物にならないくらい大きな身体を持った犬が居るでは有りませんか。

熱烈歓迎‐2
嬉しくって、ぐにゃ・ぐにゃ・ぐにゃ…
カーサにしろ、ヒメにしろ我が家の犬達は 10s 弱の中型犬なので、 『同じ様な物…』と何となく想像していましたが、頑丈な身体とシッカリした足を持った若犬が立っていました。
いえ、『立っていた…』とは、言葉の綾で、その若い犬はドデンと身体を投げ出し、お腹を見せて待っていた呉れました。 『キュー ・ キュ−、ヒー ・ ヒー』 と、甘えた鼻声を出して、身もだえして迎えてくれたのです。
わずかの期間しか我家に居なかったし、それ程、特別に可愛がっていた訳でもないのに、彼は東京での生活の匂いを憶えていて呉れたのです。
『まァ 良く忘れないで居るもんだねェ』  予め、電話で来意は伝えてあった K さんが出迎えてくださいました。ご挨拶もソコソコに、彼とのスキンシップに入りました。
見ると、チャンと犬小屋を貰っており、《リュウ》と 名前が書いてありました。
スクスク育った四肢は仔犬の時と同じです。 太々とした巻き尾は、母親の『カーサ』そのものです。 細く尖った顎と、黒く湿った鼻の形と、切れ上がった狐目の形は、彼が 『カーサ』 一族である事を示しています。
熱烈歓迎‐3
ぼくのお腹、見せてあげようか?
彼は土の上で、身もだえして我々の愛撫を待っています。彼の期待に応えてやらない訳には、行きません。自分達の手が、真っ黒になるまで、彼のお腹を…、彼の背中を…、撫ぜて ・ 撫ぜて ・ 撫ぜてやりました。彼は 『お返し』 として、ベロベロ攻撃を繰り返します。
30分以上も、そうやっていたでしょうか。お宅に招き入れられて、手を洗ってから、 K さんご一家にご挨拶したことを覚えています。

我が家の犬達が中型犬であり、都会派であるのに比べると、《リュウ》は 『俺は、立派な山犬…』 の風格を持っており、山の光と風に似合う若者になって居ました。

ご主人様 僕は……!!
なんでも命令して下さい!
はい、ご主人様!

それから K さんのお宅とは、親しくお付合いが続きました。北軽井沢に出掛けた時、おじさん達の都合で、マッタク好きな時に 『フラッ』 とお尋ねしても、嫌な顔一つしないで 我々を迎えてくれていた K さんが、突然、亡くなりました。
それ以後、奥さんであるお婆ァちゃんと息子さんとに、お付き合いをさせて頂いています。
『おじいちゃんが生きていた頃は、それ程リュウのことを好きではなかったんだけど、 今じゃあ、リュウはこの辺りで一番の器量良しだと思ってるよ…。頭も良いし…。知らない人には吠えるのに、いつも来る郵便屋さんには吠えたりしないんだから…』 お婆ァちゃんは、目を細めて言ってくれます。
お勤めをしている息子さんにも、お目に掛かりました。若奥さんにも、子供達にも逢いました。Kさん一家が皆、 リュウの事を愛してくれているのが判ります。リュウは人間の愛情に包まれて、スクスクと育っているのが判ります。
そして、最初の遭遇だけではなく、何回訪問してもリュウはお腹を見せてくれ、甘えた鼻声を出して、身もだえして迎えてくれるのです。

処が、処が…。ある時、発見しました。リュウは我々と逢う時と、ご主人様である息子さんと対する時とでは、態度が違うのです。
息子さんに対しては、ご主人様の前に畏まって、両足をチキンと揃えて命令を待つ 『健気な若者』 に、なっていたのでした。この写真を見てください。甘えん坊の仔犬を思わせる態度は、一ト欠けらも無いことがお分かりでしょう。
彼は、身体中でこう語り掛けています。
『ご主人様。僕は、あなたのご命令を待っています。僕は、あなたが大好きです。』

ここにおばあちゃんがいます
僕は、人間大好き
おばあちゃん、何してるの?
『俺は、山犬…』 では無く、主人の命令を待つ忠実な番犬の姿がそこにありました。この姿を見た時、感激の嵐がおじさんを包みました。
ご主人とリュウ、この二人の間には、信頼関係と愛情が行き交っています。おじさんが這入り込む隙間は、有りません。
おじさんが遊ぶのは、仔犬に戻った時のリュウを待つ事にしましょう。

普通、里子に出してしまうと、後追いは難しいものです。こんな風に、長く長くその子に逢っていられるなんて、嬉しい限りです。

と云うことで、今回はスペシャル・バージョンとして 『我家の子ではない、我家の子』 リュウ について取り上げて見ました。

では、又……。

このホームページを読んで下さった方に、感謝します。これをご縁にお話し合いなど出来れば嬉しく思います。

<<犬大好きおじさん>> Mail Adress : sz440@yahoo.co.jp 
(ウィルスメール避けに「@」を大文字で表記しています)
 
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