犬大好きおじさんの犬の話

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我が家の犬たちを紹介します

カーサ

我が家の犬の歴史 第四回 (2001.03.08.更新)

〈カーサの巻〉

紀州犬と思われる雌犬。推定8歳。我が家の可愛い子供達の中で、唯一誕生日が不明な子である。

我家へ来た経歴を話すには、 「聞くも涙、語るも涙」の物語がある。少し長くなるけれど、我慢して聞いて頂く事にしましょう。

第1回に紹介した「シロ」が平成5年の2月12日の夜、東京が未曾有の大雪に見舞われた時、 家出をしてしまった。通常は、夜になると、鎖を解かれて庭の中を自由に徘徊することを許されていた「シロ」は、普段であれば外に出ることは無かったのだが、雪の重みで門の扉が開いたその隙間から 脱走してしまったのだ。後になって、「親馬鹿」心理から「あんまり可愛いから、誰か他人に連れ去られてしまったのでは……」と云う意見まで出て来たりしたが、事実は解らない。朝になって見ると、 門扉が20cmほど開いていたのを発見、同時に「シロ」の脱走を確認したと云う訳である。
外を見張っているのよ

この門から、先代のシロが脱走しました。
隣は、孫の熊太朗です。
無論、「シロ」を愛していた我々家族は四方八方に手を尽くして、街角の電柱は勿論、スーパーのレジの横・ 犬餌を売っているショップの伝言板、動物病院のガラス窓、等々他人様のご好意に甘えて人目につきそうな場所には、総て手書きのポスターを貼らせて頂き、情報を待った。
無論、我々家族は全員で寒風吹きすさぶ街中を「あちらであろうか、こちらであろうか」と「シロ」が行きそうな場所を手分けして探して歩いた。『どこどこのお風呂屋さんの辺りで姿を見ましたよ』・ 『○○丁目の辺りで、歩いているのを見たよ』犬好きの方々からのお電話は、日を追って多くなって来た。しかし哀しいかな……。それらの情報の頭につく言葉は、『1週間前に…』・『この間…』・『昨日…』など、全て 過去を示す言葉が付いていたのだった。それでも諦めずに家族は愛犬「シロ」の姿を求めて日が暮れて街中が暗くなって視界が利かなくなるまで、歩き続け、そして探し続けた。
犬好きの人達が愛犬を連れて来て集う、浅草の観音様の裏手の 大きな広場・隅田川の辺の隅田公園にも出かけて行って消息を尋ねて歩いたが、答えは見つからなかった。それどころか、頂ける情報が示す「シロ」の居所はドンドン・ドンドン 西の方へ 遠ざかって行くばかりだった。そうして3ヶ月と云うものが「あッ」と云う間に過ぎてしまった。
春は五月の声を聞くにつれて、我々家族の中にも諦めの気持ちが徐々に大きくなってきた。『あの大雪で鼻が 利かなくなっちゃったんだろうか』・『西の方角ッて云えば、昭和通ッて言う車の往来の激しい大通りがあるから、怖くって渡って帰る事が出来なくなってしまったんだろうか』自分達自身を慰め、諦めさせる言葉しか出て来なくなって来、 「シロ」への気持ちが、少しずつ諦めに向かって行った。
無論この調査の中には、管理事務所への問合せ・届出と云う手段も行なっていた。

よっこいしょ
 近頃は歳を取って来て寝て
 過ごすことが多くなって来た


ある日の事であった。『お尋ねの犬らしい白い雌犬を当管理事務所で保管しています』 と云う『待ちに待った…』朗報が飛び込んできた。
『お父さん、内の子では無かったわ。』杉並の方の管理事務所まで出掛けていった女房がガッカリして帰って来た。『でもね。シロちゃんに良く似た犬でしたよ。 シロちゃんより少し若いわね、あの子は…。そして可哀想に…。怯えた目をしているのよ』女房のこの最後の一言で、この雌犬を我家に迎え入れる事に決断させた。
早速電話を入れて、その白犬を貰う事にし、『明日は土曜日だし、 来週の月曜日に迎えに行きます』と云う事にした。

『お父さん。ビックリビックリ!あのワンちゃんが、子供連れになっちゃったわ』なんと、その管理事務所の人達が休んでいる二日の間に仔犬を出産して 居たのだった。『母犬だけを頂いて行くとしたら、 仔犬達はどうなるんですかッて聞いたら、処分してしまうッて言うのよ。可哀想で、そんな事は出来っこないでしょう。全員引き取りますッて言って、赤ちゃん達まで連れて来たわ』我が家の奥さんは太っ腹である。
犬大好きおじさんとしては、 一も二も無く引き取る事に賛成したが、これが我が家の犬人口(犬口?)の増大の始まりだとは、その時は思いもしなかったのだ。その時点でも、「シロ」+「チビ」の2匹が、いきなり「チビ」+「カーサ」+3匹の仔犬たちと、5匹に膨れ上がっていたのに気が付いていなかったのだ。

なにしてんの?
私の、このおすまし顔は、
シールにされて、ご主人様の
ボトルに貼られているのよ。


初めて面会して見ると、紀州犬の特徴の一つである鼻の頭が(普通の犬の様に、黒くなく)ピンクの肉色をしており 「シロ」の再来かと大喜びをした。
怯えた目をしていたのは当然のことで、妊娠中の彼女としては、自分と腹の中の子供達の運命が《恐ろしい》人間に捕まって、明日をも知れぬ形で如何ともし難い状態の中で、運命を甘受せねばならない 状態を強いられて居たわけなのだから…。
仔犬はオス・オス・メスの3匹だった。無論、まだ目も見えない有り様で、無心に母親の乳に吸い付いている様子は、我が家の関心度bPに躍り上がって行った。
この仔犬達の話しは、『また、後日…』 と云う事にして、名前の由来に移る事にしましょう。

『2代目の「シロ」にしようか』と云うおじさんの提案に対して、『安直過ぎる』・『それでは、居なくなった「シロ」が可哀想過ぎる』・『[シロ]に対する冒涜だ』と家族から突き上げを食い、『我家に来た時から「母さん状態で来た」ことと、 スペイン語の「カーサ」(=城=しろ=シロ)ッてことで「カーサ」と命名する事にする。』と言い切った。後日、調べなおして見ると「カーサ」は「家」であり、「城」の意味は無い事が判明したが、彼女はこの時点で「カーサ」という名前で 呼ばれる様になってしまった。
おじさんと「カーサ」のラブラブ物語や、仔犬達のその後に付いては、まだまだ沢山お話したい事が有りますので、それは回を追う毎にお話して行きたいとと思っています。

次回は、「カーサ」の続きの話をさせて頂くことに致しましょう。お楽しみに……。

それと、もう一つ。「このホームページには、おじさんの顔が出ていない」と、お叱り(?)を受けました。その内、徐々に顔を見せます。それまでご勘弁の程を……。

では、又……。


このホームページを読んで下さった方に、感謝します。これをご縁にお話し合いなど出来れば嬉しく思います。

<<犬大好きおじさん>> Mail Adress : sz440@yahoo.co.jp 
(ウィルスメール避けに「@」を大文字で表記しています)
 
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